Disc2
01. ムチ
zk2r
厨二病を拗らせている少年が、
周囲の電子を吸い寄せ電流をまとったムチをしならせているようなイメージで作りました。
ただのウォレットチェーンを振り回していることも知らずに、少年は一人で妄想に耽り続けます。
(アイコンの人物は私ではありません。友人に協力してもらいました。)
作曲者の一言・自己紹介
曲を作ったり菜箸のゲームを作ったりしています。
TwitterID:@zk2r_movie
02. Dendritic Cell
Adnoh
2045年、技術的特異点が発生した頃に作られた小型の銃(現行モデルは赤と黄の2種)
「αΩ社」のトレンドマークである電球の模様が刻まれている
~1mの射程で目に見えないレベルの小さな針を飛ばす
直接肌に命中すると血管を通り被験者の血液と遺伝子の情報を取得し、別の端末に情報を転送する
元々医療従事者の為に作られたものだが、針が神経毒や麻酔などに改造されたものが違法に出回っている
作曲者の一言・自己紹介
ネット上で細々と音楽活動をしています。
TwitterID:@AdnohBirdincage
03. BK-44
明石明楽
BK-44は世界に最も広まったアサルトライフルである。
高い威力と安定性を誇り、低コストで量産できることから重宝された。
大戦でその役目を終えた後も他国に横流しされ粗製コピーされ、数多の紛争や内紛で活躍している。
その銃把を握るのは農民の老人から年端のいかない少女まで幅広く、
またそれに穿たれる人間も多様な人種・民族であった。
引き金を引かれたBK-44の咆哮が、今日も争いの止まない地上に響く。
作曲者の一言・自己紹介
魔法的な曲が多いかもと思ったので武器らしさを表現しました。
TwitterID:@akashiakira_jp
04. 鮮血のウルフバート
FLAME DATE
一部のヴァイキングが手にしていた武器ウルフバート、その中でも手にした物を血の虜に変える伝説の剣があった。
製造方法、製造者共に全てが謎、一説にはドイツの修道士、インド王朝の商人、
栄える以前よりその土地に存在する妖精とも言われている。
手にするものは皆、戦闘とは程遠い穏やかなヴァイキング、ある者は農作業中に、
ある物は交易品の整理中に思いがけず手にしてしまう。
興味本位で斬った草木、良すぎる切れ味に衝動を抑える事が出来ず、虫、動物、人に行くまで時間はかからない。
その快感を感じると、衝動を抑える術は無く、
時間を忘れ全てを斬る、鉛色の刀身も拭われる事も無くなり赤に染まる。
持ち主は自らの命さえも削り取られている事に気づかず、偽物の快楽の中、歪んだ笑みのまま命を落とす。
気づくと剣の姿は無く、また次の宿主の下へ・・・。
伝聞により語り継がれているこの剣の名は
「鮮血のウルフバート」
伝える者により話は様々だが最後には必ず次の
詩で締めくくられている。
大いなる神に仕える身
足元で反旗を翻し誰が打ち
無垢な童子か如く澱み無く
針の木か如く柔靭な体をいかに打ち
振う者全て妖精に魅せられ
年百年中狂い舞う人形を何故打ち
皆一様に踊る様は百戦錬磨のベルセルク
神が打ったか邪神が振ったか誰が呼んだか
その名は鮮血のウルフバート
作曲者の一言・自己紹介
作曲者 FLAME DATE
武器考案 デストレーザ仁丹
OttOnとサタニック錦戸によるメタルとEDMのユニット
TwitterID
OttOn @OttOn_fd
サタニック錦戸 @satan_nishikido
05. 仮想刀ムラサメ
CYBRIDJAM
人類の未来は、一人の少女と一振りの仮想刀に託された…
AIの進化はついに技術的特異点を超え、政治・経済・軍事まで
大きな影響力を持つようになっていた。
ネットワークやシステムを支配しようとするAIと人類の衝突は、
やがて仮想空間でのアバターによる戦闘として可視化されるようになった。
劣勢を強いられた人類は、一人の天才プログラマーに生み出された仮想刀ムラサメと、
それを手にした一人の少女に運命を託すのだった。
作曲者の一言・自己紹介
テクノロジーやSF、打ち込みと生演奏をテーマに活動しています
TwitterID:@cybridjam
06. クレイヴ・ソリッシュの種子
こだきんP
19世紀、古代ケルトの遺跡から種子が発掘された。
DNAを修復したところ、未知の植物が発芽、オークとナナカマドの両方の性質を持つ大木に成長した。
その枝から魔法の杖を作り、古代ケルト語の呪文を唱えたところ、
強烈な光を放ち、数キロ四方の生態系が完全に破壊され、別の生物相に変化した。
古代アイルランドの伝説に伝わる光の剣「クレイヴ・ソリッシュ」とは、
この木から作られた魔法の杖ではないかと推測されている。
作曲者の一言・自己紹介
iPadで日曜作曲家してます。SFとプログレが好き。
TwitterID:@CarpetOfTheSun3
07. 双翼のアストラル
regia
短剣銃「双翼のアストラル」
銃身にエーテルで作られた短剣が付いた2丁のハンドガン。
使用者は全身が活性化し、羽根が生えたように疾くなる。
使用者の魔力をトレースすることで様々な属性を持つ事が出来、それは弾にもなる。
編み込まれた魔術回路により使用者の魔力を数千倍に増幅、大量虐殺を可能とした。
その神々しくも恐怖となった姿を人は《黒白翼の断罪者》と呼んだ。
製造者不明。銘は白色のハルトと黒色のマロトの一対
作曲者の一言・自己紹介
白くて黒い曲を作っています。生音系作曲者。
本コンピレーションの企画運営、主催です。
TwitterID:@regia_tk101
08. GRAN GLORIA
alto
兵器国家ガルバの五大鍛冶職人、破壊屋のアルバトールが作った剣。
扱いがとても難しく、軽々と持てる者はそうそう居ない。
しかし、その巨大で鋼の塊のような見た目から放たれる一撃は軍1つを軽く壊滅させる程の超火力を持つ。
現在では、国の最深部に保管されている。
作曲者の一言・自己紹介
ディストーションを愛し、ディストーションに愛された男。
TwitterID:@a_lt_o
09. Amesist Sword
KAI
それは一つの言い伝え。
かつて狭間の闇を断ち切ったその剣は歌と踊りの都の礎となったとされている。
その刀身は柄も含め全て紫に煌く、あたかも紫水晶(アメジスト)のよう。
月光を受けて煌くその妖しげな佇まいに惹き付けられ人も獣も集まったという。
その名はアメジストソード。
それは結ぶ力。繋がる夢が私たちの剣なのだ。
作曲者の一言・自己紹介
結月ゆかりさんを拗らせたニチアサ系ボカロP。シャウトもする。
TwitterID:@heatmetalx
Amesist Sword作詞作曲:KAI
赤の月が昇る狭間の闇が覆う盾と杖...
10. 慈杖ミルトゥ
sugar
妖精の地に伝わる、白い花があしらわれた杖。
平穏に暮らす彼らだったが、かつて絶滅寸前になるまで猛威を振るった病気が再発してしまう。
しかし偶然訪れた少女が、魔術と薬学の心得を駆使して彼らを救った。彼女は賢者の血を引く者であった。
喜びも束の間、無理が祟ったのか少女がその病にかかり命を落としてしまう。
妖精たちは恩を忘れないため、形見となった杖に欠かさず祈りを捧げている。
作曲者の一言・自己紹介
生音や三拍子、ストーリー性のある曲が好き。M3コンピは初参加です。
TwitterID:@sugarrush1105
11. 記憶の剣
ナツノルノ
遥か昔から大きな戦いの度に使用されてきた剣。
大きな戦いの予兆として使用者を無作為に選別し、
ある日突然目の前に現れる。
剣を手にした使用者は力と引き換えに記憶を失う。
戦の終結時、使用者と共に祠に祀られてきた。
眠り続けていたはずの剣は祠から姿を消していた。
誰かが選ばれたようだ。
作曲者の一言・自己紹介
ゲーム・ラーメン大好き。音に関する色々な活動してます。
TwitterID:@Natunoruno
12. Powered rabbit
sakitama
鉄塊が、兎のように戦場を走っていた。
己を差す無数の銃口に目もくれず、男はそれを駆り続けた。銃弾如きで傷つく装備ではない。
幾つもの砲身を背に沿わせ、男は一つ、速度を上げた。
男は脚を失っていた。
誰よりも長く戦線に立ち、誰より惜しまれて戦線を去った。
その彼に、本部は贈り物をした。
強化外骨格、と白衣の男は呼んでいた。
男は再び走り出した。
止まることさえ、許さなかった。
双脚が、苛立たしげに戦場を蹴りつけた。
作曲者の一言・自己紹介
さきたまです。ピコチャカしたハードコアを作っています。
TwitterID:@sakitama20
13. ヒトガタ
nodama
禁忌「ヒトガタ」と呼ばれる、世界で唯一の死体を改造した自律型傀儡武器。
脳は生きているが生前の記憶はなく、身体に仕込まれた暗器と訓練された殺人技術を持つ。
外見は完全に人間であり、プログラミングされた思考でコミュニケーションも取ることができる。
元々は次世代の戦争用兵器として考案されたが、10年後には倫理的問題やロボット技術の発展により廃案となる。
被験体となった人間は13歳で病死し、その際に米国に遺体を買い取られ、実験の末に世界初であり唯一のヒトガタとなる。
プロジェクトが廃案となり、世間の明るみに出ないよう廃棄処分されかかっていたところを
弟により多額の金で買い戻される。
見慣れない家に帰ってきた兄。
洗脳され人殺しの技術だけを教え込まれたために文化的な生活も訓練だと感じていたが、
徐々に弟との日常を取り戻す。
しかし。
組織は彼の生命のタイムリミットを知っていたために弟の買い戻しに応じたのだ。
肉体を維持するために投与していた薬が切れ始め、日々動かなくなっていく身体。
死に近付くほどに人としての願望、弟への愛情、生前の思い出が蘇る。
兄弟は全てを受け入れ、共に過ごした。
兄の2度目の死までの時間をーーー
作曲者の一言・自己紹介
これは武器です!!!!!
TwitterID:@fuwarium
ヒトガタ
作詞作曲:埜玉
誰かの為に生きている時だけ何も無い空っぽの自分が認...
14. The Knife of a Dreamer
あるでひど
一見何の変哲もないナイフだが、
それに一度でも触れた者は夢の中でそのナイフを使うことができるようになり、
そのナイフで殺された人間は現実世界でも死亡する。
作曲者の一言・自己紹介
のんびり自分が好きな曲作ってます。よろしくお願いします!
TwitterID:@Aldehyde9100427
15. ロシュ・ドミネーション
いのうえ
効果範囲内の人々の攻撃性を煽り、暴動へと駆り立てる“武器”。
小国程度ならば自らの手を汚さずに、内乱で滅亡させることも可能である。
この武器の好物は民衆が日々抱える小さな不平不満である。
そのため悪政に対しては劇的な効果を発揮するが、善政の場合、あまり効果がない。
指導者が普段から民の声を聞いているかどうかを問われる武器である。
見た目は小さな機械に似ている。いつどのようにして作られたのかは不明。
作曲者の一言・自己紹介
平日OL、休日に作編曲をしています。クワイア大好きマンです
TwitterID:@JOOE_0406
16. ノコギリ鋏
!すでのな
かつてローリアの拷問官たちが好んで用いた巨大な鋏
無数に並ぶ粗い刃は、対象の血と肉を削り取り、最大限の苦痛を与える
いったい彼らのなかの誰が、この凶器が自分に向けられることになると予期できただろうか
作曲者の一言・自己紹介
百合はエモ
TwitterID:@nanodesu_DTM
17. FAD-5 A
Min0rity
遠い未来の話。
某国が発表した一つの声明が、幾度目かの世界大戦の引き金となった。
科学が成熟した時代で、各国の戦いは熾烈を極めた。
そんな中、ある東の小国の兵器が実戦投入された。
大隊に匹敵する数の機械兵を一括操作出来るコントロールポッド、その動力源となったのは人間の脳だった。
試験管から生まれ、脳が成熟しきった子供たちは端から『動員』され食い潰された。
終戦後、機械兵の残骸から掠れた鳴き声が聞こえたという。
作曲者の一言・自己紹介
Hardcoreをよく作ります。
TwitterID:@Min0rity__
18. Stargazer
ginmugi
・武器_アサシンダガー
・利用者_狡猾な統合失調症患者
・時代背景_第一次世界大戦後のロンドン、金融街で戦勝後のバブルに沸いている状況
・利用者の背景_銀行の過剰な取り立てで一家破産に追い込まれて家族がバラバラになった男の子が復讐心に狂って精神が崩壊した
・作られた背景_イギリスに崩壊させられたオスマントルコ帝国の中で、
特に名刀とされた シャムシールが戦場の血を浴びて呪いの力を得た短剣
作曲者の一言・自己紹介
senonltsというサークルで、ミクや蒼樹ラピス使ってボカロPやってます!
TwitterID:@paranoider90
19. Lestrain
Itsuki
意思を持つ盾。
西暦XX19年、世界政府統治都市『メガロポリス』郊外、
放射能汚染区域内の遺跡から政府直属の発掘調査隊によって
回収された古代遺物の一つ。
その正体は元始からすべての事象、想念、感情が記録されているという
世界記憶(アカシックレコード)を保護する為の自立防衛システム。
数十年に及ぶ研究がなされたが「解析不能」の判断が下された。
Lestrainは"主"を今も待ち続けている。
作曲者の一言・自己紹介
ゲーム音楽を作ったりしています。仮面と銀髪がすき
TwitterID:@itsuki_amakusa
20. 機想刃-KISOUJIN-
B.B.
遠い未来、世界が知能を持つ機械達により支配されようとしていた。
人間よりも知能も技術も発達している機械達に、成す術なく蹂躙されていた。
支配を免れている国々が、対抗する手段を模索する中、東の小国、
「日本」が、かつての技術の結晶である日本刀を、現代の技術で機械化。
さらには、「感情」の力で切れ味を何倍にも増す不可思議な武器を作り上げた。
「感情」を持たぬ機械達に、唯一立ち向かえる「感情」の力。
一振りの刀「機想刃」を持ち、人類は再び立ち上がる。
作曲者の一言・自己紹介
音楽を作る日本酒オタク。
TwitterID:@BB_nihonsyu
21. Tyrfing
VoID
「封印が解かれし時、愚かな王は舞い戻る」
魔剣「ティルヴィング」
それは手にしたものに破滅をもたらすという呪われた剣である。
はるか昔、私欲に飲み込まれた王がその剣で自らの国を滅ぼした話は、教訓として今も残っている。
二度と、この剣が抜かれることの無いよう。
二度と、血が流れることの無いよう。
その剣は東の果ての、誰も知らない地に今も眠っているという。
そして、愚かなる王は再び...
作曲者の一言・自己紹介
えげつねぇほどのしょしんしゃです
TwitterID:@VoID_create
22. Envier's Chainsaw
DyingSuitcase
映画「13日の金曜日」で、ジェイソンはチェインソーを一度も使っていないんです。
ならば湖畔の恋人たちを脅かしたのは一体誰なのか?
これは嫉妬に駆られた者の憎悪を何倍にも膨れ上がらせる、呪われしチェインソー。
次に取り憑かれるのはアナタかもしれないし、私かもしれないのです…
作曲者の一言・自己紹介
ドラムを叩くギタリスト。得意なのはベース。通称ダイスケ兄さん。
TwitterID:@DyingSuitcase
23. Helix flower
Caffeine
華銃ヘリックスフラワー
一撃の威力のみを追求し、対象を一撃で仕留めることを目的としたハンドガン。
銃弾は射出時、螺旋を描きながら対象へ向かい、重い一撃を与える。
産業都市に住む銃設計技師の妻フィオーラは街の郊外にて巨漢に襲われ、護身用のハンドガンを撃ったが、
倒れない巨漢は逆上しフィオーラを殺害した。
夫の銃設計者は妻の仇を打つために一撃で致命傷を与えるハンドガン、ヘリックスフラワーを開発した。
着弾時に残る花のような傷跡はフィオーラの悲しみと怒り、
そして苦しませずに一瞬にして昇天させる慈しみが表れている。
作曲者の一言・自己紹介
Caffeineと申します。ハードコアのような何かを作りました。
TwitterID:@RecordsCaffeine